水の集団                      2009.10.31 記

2001年、職人社秀平組を結社して、
              実に8年が過ぎようとしている。

当時の自分は 20年もの間、
毎日毎日セメントの世界に生きていて、この独立を機に、
                      新しい生き方をしたい!

もちろん
自分が左官であることを 変えることは出来ないにしても、
その目を《土》へ向けることで、
     少しでも人間的で、より自然に近い生き方をしてみたい・・・。

この絶対的不変な土は、
おのずと、その土地の歴史や環境に自分をみちびいて、

それは単純でありながらも、奥深く、
多様な色調と表情に、心を洗われたり、癒されたり・・・・

自分は、
  そんな土壁にゆっくりと、確実に引き込まれてきたように思う。

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エコロジーと個展                 2009.10.13 記

いつだったか・・・・?

「ソフィーの世界」という本が世界中に反響を呼び、
めったに本など読まない自分が、

なぜかその本を買い求めて枕元に置き、
理解できないままに数ページずつ、ただ活字を追っていた日々があった。

その内容は、
人間が時代ごとに何を考え、行動してきたか、

過去の肯定と否定を繰り返してきた、
考え方の進化(哲学)を延々と書き綴ったもので、
エデンの園から始まって、

ソクラテス・・ヘレニズム・・ルネッサンス・・マルクス・・ビックバン、

…そして私達の時代
≪21世紀の重要な哲学のひとつはエコロジーだ≫ というキーワードの投げかけで締めくくられている。

そんな中で・・・・
泥の詩人こと小林澄夫編集長が、
ある時、つぶやいた言葉が思い出されて重なる。

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