青と琥珀

青と琥珀

遠い地平のむこうから、
地表を水平に照らす光線を背にうけて 

それさえも覆いつくす灰色の空の下をゆく

         

長い夜が広がる世界では、
たちこめては消えてゆく深い霧が流れ

どこへゆくあてもなく、
四足のけものが首を上下させるようにゆっくりと、私は進む

 青く静かな森林、かすんだ白夜の湖

きっとこの先には、
   私の知らない草花が、
        はじめて眼にする色の実と花を咲かせている

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