雲ひとつない青高く
こぼれて落ちる、カラカラン
まぶしい光なつかしく
手かざしの眼で仰ぐと
冬の身体はひび割れて
ふりそそぐ音、カラカラン
にっぽん
≪国歌斉唱≫キ・ミ・ガ・ア?と始まると、
子供の頃からふざけることは、いったんの中止、
恥じらいを捨てて真面目に歌うのは、
当たり前のこととして過ごしてきた。
≪蛍の光≫も同様に、
合唱していると感情が揺れて、
体にジワジワと血がめぐった後、
なぜかわからない自己反省をして、心あらたまる。