旅立ちの前に         2001.3.10 記

人のやさしさ、暖かさが身にしみている
それがしみじみとして、痛くて苦しくてたまらない
いたたまれなくなって、はじきれてしまいそうで、
小刻みに震える体が止まらない。
どうして、矛盾を受け入れる事など出きるだろう
どうあるべきかを問いつづけると・・・・
自分で自分を責め潰してしまいそうだ
美しい物を汚してゆく恐さ、自分をくずし、きざむ音
穏やかにきらめく流れをいつのまにか見つめている
溶けるようにして、消えるようにして
海を眺め、夜空を見上げている・・・・
・・・・歌・・・・メロデイがなぜか無償に悲しい。


人の裏切りや、醜さが痛くて苦しくてたまらない
消える事のない心の傷を、どうして癒し忘れ去ったらいいのだろう
だから、ただひたすら
自分の中にある醜さに、そのエネルギーを注ぎ
人を恨み返す事でしか、自分を維持する事が出来ないでいる。
そうして同時に、自分をボロボロにしながら傷の痛みを和らげる。
そんな自分の魂の中の大部分は・・・・
取り払う事の出来ない、ねじれた心と汚れた心。
そして、純真で澄みきった物への憧れ・・・
吸い寄せられて近づけない、ためらいと恐怖心。
悲しみっていつかは消えてしまうのだろうか・・・?
背負ってしまった物はもう降ろせないのだろうか・・・?

今、自分を取り巻いて迫る巨大な渦、目に見えぬ流れ
運命と立命。 ・・・・止め様のない圧力
心の内側にある、明と暗の二つの心。
相反する物の共存は、誰の助けも届かない・・・
恐ろしくほとばしるエネルギーと
異常なスピードで抜け落ちるエネルギーで研がれてゆく・・・。
何かが始まる時の静けさ、何かが終わる時の激しさ
私の美学は、醜さの中から生まれ、
脈打つような胸の呼吸は静まらず
これでお前は自由になったのだと、つぶやく。
なのに深い記憶を、今、尚、呼び覚ましている自分。
夜の闇に心をさらして
止まらない孤独。
ただここに・・・・ひとり咲き。

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